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音楽リハビリテーション

Music Neuro Rehabilitation

脳卒中患者132例を対象としたアンケートでは

「倒れてから音楽に助けられた経験があるか」では若いほどその経験が高く、「楽器を使ったリハ訓練を受けてみたいか」でも同様の結果だった。

(笠井史人他:脳卒中患者の音楽依存・志向と治療的楽器音楽演奏法への期待に関する調査.JJRM 47,2010)

 

 発症後半年以上たった20代脳出血患者に片麻痺患上肢用の肩関節安定装具とpick把持機能付きコックアップスプリントを使用したところギター演奏が可能になっただけでなく、1ランク麻痺の改善が認められた。
(笠井史人,他:上肢装具装着ギター訓練による片麻痺上肢機能訓練.日本義肢装具学会誌26,2010.)

音楽療法は精神安定に寄与する。

脳卒中患者に楽器演奏訓練は、Goldberg精神健康調査で有意に対象者の精神安定に寄与していた。

(笠井史人他:片麻痺上肢に対する電子楽器演奏による在宅リハビリテーションの心理的効果.JJRM51. 2014.)

 脳卒中片麻痺患者のリハビリテーションにおいて電子楽器演奏が治療訓練として効果があるかどうかを実証。Brunnstrome stage Ⅳレベルの患者を中心にFugl-Meyer Assessment上肢項目で5前後の改善を示した。音楽による疑似CI(麻痺上肢の強制使用)療法の効果があるものと思われる。

科学研究費助成事業 文部科学省 基盤研究(C)平成24年度  ~ 平成26年度

笠井史人:The Effect Playing Electronic Musical Instruments has on the Functional Improvement of the Hemiplegic Upper Limbs and Its Psychological Effect. PM&R, Vol. 8, Issue 9, S252–S253: 2016.

脳卒中片麻痺者のバンド結成
 自主活動として電子楽器を使ったバンドの結成とコンサート開催をサポートした。共同作業に対する意識変化に有意差はなかったが、精神・身体ストレスは軽減し、大きな満足感と自信が得られたことから、社会性の獲得にも貢献すると考えられる。
(笠井 史人,他:脳卒中患者の社会性獲得を目的とした電子楽器演奏による協同作業リハビリテーション.The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 52,2015.)
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毎日新聞で取り上げられました。
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毎日新聞で取り上げられました。
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