主体性回復サポート

―主体性回復を促す周囲のかかわり方は―

脳卒中などの中途障害で機能障害,活動制限が残存した場合,長期的な改善には障害のある本人の主体性 が重要だと考えられています。しかし,主体性は測定できず, 主体性が回復した際のアウトカムも特定できていませんでした.中途障害者の長期にわたる主体性回復のプロセスの解明には,既知の理解では不十分であり,現症の新たな側面を発見し,新たな理論を生み出すことが必要です。
 
本研究の目的は,脳損傷による中途障害者の長期的な改善につながる主体性回復のプロセスと,その回復を促す周囲のかかわり方を理解しやすい形にしたモデルを作成し,実践することです。
障害のある人の回復につな がる主体性の概念
Wada S, Hasegawa M. Autonomy related to long-term recovery of community dwelling patients with disabilities after stroke or brain injury: a qualitative study. J Sci Human Serv 2018; 7: 71-8. Japanese. Available from: https://www.humanservices.jp/wp/wp-content/uploads/ 2018/08/vol7_wada.pdf (cited 2019 March 13).
 
脳損傷による中途障害患者の長期的な主体性回復のプロセス
Wada S, Hasegawa M. The long-term process of recovering self-leadership in patients with disabilities due to acquired brain injury. Jpn J Compre Rehabil Sci 2019; 10: 29-36.
 
主体性回復モデル.jpg
周囲のかかわり方モデル.jpg
和田真一,長谷川幹:障害のある在宅脳損傷患者の長期的な回復につながる主体性の概念.
対人援助学研究2018,Vol. 7 71―78.
主任研究者 和田真一講師の blogです. 詳しく勉強したい方はこちらから